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現在相場考察

青文字盤よりも高い、ヨットマスター116622プラチナ文字盤

2023年6月10日更新
ロレックスのヨットマスター116622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2023年6月の安値を比較し現在相場を考察。この6ヶ月での変動は12万5200円の値上がりだった。

ヨットマスター プラチナ文字盤 116622についての考察(2023年6月)

116622には3つの文字盤がありますが、ここのところの相場序列は、『プラチナ<青<ダークロジウム』となっていました。

しかし今、久々にプラチナ文字盤が“2番目”という座に復帰。現在の文字盤相場序列は『青<プラチナ<ダークロジウム』となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2023年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
プラチナ文字盤
116622
中古 0年
6ヶ月
¥1,543,300 ¥1,668,500 125,200 108.11%

116622プラチナ文字盤は、2017年頃廃止になったものの、特に相場が上がることがありませんでした。

2019年頃までの116622は、現在と同様『青<プラチナ』といった序列だったのですが、2019年6月に『青のほうがプラチナよりも高い』という状態になっていたのです。

これは、腕時計全体における青文字盤人気に影響されたことだと思いますが、それまで116622で最も安価という序列だった青文字盤が高くなったことにより、唯一生産終了状態であるプラチナ文字盤が、なぜか116622で最安値という座に位置するようになったわけです。

そんな116622プラチナ文字盤ですが、つい最近まで「最も安価な116622」というポジションは変わらず。

先月頃までプラチナ文字盤のボトム価格は、130万円台や140万円台といった状態となっており、昨年12月水準を下回っていたのです。

それが、6月になるとプラチナ文字盤は上昇。現在相場は、約166万円となっており、昨年12月水準に対して約12万円高という様子を見せています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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