値下がりが続いた結果、今年4月に『2021年5月水準に近い』といった状態になっていた116509の黒文字盤。

116509は、2022年1月に670万円台を記録したものの、その後は値下がり状態となり2022年10月には500万円割れとなっていました。そして、今年4月には約427万円にまで値下がりしていたわけです。

『2022年上半期に上昇⇒その後下落』というモデルは多くありますが、2022年秋以降も目立った下落というのはあまり多くないため、116509黒文字盤は“目立った値下がり状態”だったといえます。

そんな116509黒文字盤ですが、現在水準はどうなっているかというと448万円。

『2021年5月に近い』といった状態だった今年4月水準に対して20万円ほどの回復となっている様子です。

本記事で参考とした中古腕時計

$$ ROLEX ロレックス デイトナ 自動巻き 本体のみ 116509 やや傷や汚れあり

本記事の価格比較

近頃、回復傾向となるモデルが増えている印象ですが、それらには“勢いを感じる回復”と、“補正されるかのような回復”といった動きがあるように感じます。

116509黒文字盤の場合、4月水準が『2021年5月に近い』という状態だったため、上記の例でいえば後者に当たるかと思います。

ただ、現在水準をもってしても、116509黒文字盤が『2021年5月に近い』ということに違いはありません。

116509は、2021年5月前半のボトム価格が395万円、後半が約453万円だったため、現在水準の448万円も2021年5月並といえてしまうのです。