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値下がりでも高く感じてしまう、ロレックス ヨットマスター2 116680

ヨットマスター2は独特な機構のクロノグラフが搭載されている通り、スポーツロレックスの中で最も高級な位置づけ。

ヨットマスター(1)と同じくデビューした当初は金無垢限定でしたが、その後コンビが追加され、その後にこのステンレスが導入されます。

特徴は先の通り、三雲ブランドのステンレススポーツに対抗したロレックスであるということ。

かつては新品相場150万円ぐらいといったらブレスレットまで金無垢のデイデイトの価格でしたが、現在ではオールステンレスでも同じ価格。

しかし、いくら三雲ブランドが高いからといって、オールステンレスで150万円というのはなんとも高いという印象。とはいえ、定価もきちんと高いので、異常なプレミア価格ではないのですが、それでも「高い」という印象に変わりはありません。

よって、最近はどうやら値下がり傾向の模様。

もっとも新品が150万円もするため、135万円という現在の中古価格は妥当な額でしょう。

この時計、コンビの方だとスポロレの常識としてはそれまでありえなかった、ローズゴールドとのコンビということでこの値段でも“特別な”印象があるように思えます。

しかしステンレスの場合、単に高いモデルという印象が強く、なかなかこの値段でも手が出しづらいかと思います。

よってこの時計、将来的に100万円を切るぐらいの相場となったら、ものすごいお得感があるように感じることでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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