403.035は、1年3ヶ月前に対して347万円もの値下がりとなっているわけですが、この間の残価率は約75%といった状態。結構な値下がりをしたといえます。
ダトグラフは、2016年時点で500万円以上という価格帯に達していたわけですが、“当時の500万円台”は現在の2000万円前後といった感覚。ですから、2022年に403.035が1400万円台となった際は「2016年頃までの存在感を取り戻した」感じがしたわけです。
しかしながら、そんな403.035は1400万円台となったのをピークに、現在にかけて値下がり状態。
現在水準は1078万円といったところであるわけですが、これはノーチラス5711/1A等よりも安価な価格帯であります。
2016年における403.035の価格序列(ノーチラスより高かった)や、2022年9月の価格帯(ノーチラス5711/1Aと同等)といったことを考慮すると、403.035は“なぜこういった値下がり”となったのか不思議に思います。
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