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他を凌ぐ値下がり、ロイヤルオーク15503BC.OO.1220BC.01

この15503BC.OO.1220BC.01は、2022年2月⇒2024年4月において、約1459万円の値下がり状態。残価率は約41%であります。

これは、腕時計の残価率としてはかなり低いといえ、クルマ並の残価率だといえます。

ちなみに、雲上系のラグスポは、2022年2月3月頃⇒現在にかけて残価率が低い傾向がありますが、それらの中で目立って低いといえるのがオーバーシーズの現行青文字盤の4500V/110A-B128

ただ、その4500V/110A-B128をもってしても、2022年春⇒現在における残価率が約42%となっているため、このWGロイヤルオーク、15503BC.OO.1220BC.01は『他を凌ぐ値下がり』といえる状態です。

最後に、ノーチラス5711/1A-010の事例とも比較したいと思います。

5711/1A青文字盤は、2022年春に2780万円に達していましたが、現在水準は1680万円。2022年春⇒現在で1100万円の値下がり状態で、残価率は約60%であります。

青文字盤ノーチラスは2022年春に2700万円台に達していたため、“結構な値下がり”という印象がありますが、それでも残価率は約60%なのです。

それに対して、このロイヤルオーク15503BC.OO.1220BC.01は、約41%という残価率。なおかつ、ノーチラスと同じ期間において約1459万円という下落となっているため、凄まじい値下がりだといえます。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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