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現在相場考察

2022年春水準程度にまで回復、ヨットマスター2 116689

2024年3月25日更新
ロレックスのヨットマスター2116689について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年10月の安値と2024年3月の安値を比較し現在相場を考察。この5ヶ月での変動は22万660円の値上がりだった。

ヨットマスター2 116689についての考察(2024年3月)

去年の4月に「最も安価なWGスポーツモデル」となっていたヨットマスター2116689

定価の観点で116689は、YGの116688よりも高いのですが、中古相場では驚くほど安価となっているため、他のWGスポーツモデルと比較しても安価となっていたわけです。

そんな116689、2023年4月時点では約427万円という水準だったのですが、同年10月には約450万円に変化。

そして、現在では473万円となっており、この1年において順調に上昇している様子が見られます。

その結果、116689116509黒文字盤(448万円)を抜かしたわけで、「WGブレスレットスポーツモデル最安値」というポジションから脱却したのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス ROLEX ヨットマスターII 116689 中古 メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年10月
の安値
2024年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター2
116689
中古 0年
5ヶ月
¥4,509,340 ¥4,730,000 220,660 104.89%

「最も安価なWGスポーツ」という状態ではなくなった116689でありますが、依然としてYGの116688と比べると安価という様子は変わりません。

現在116688598万円である一方、この116689473万円。定価は116688が約460万円なのに対し、116689は約509万円であります(2020年1月時点)。

同じK18のヨットマスター2でも、WGのほうが125万円も安いわけで、116689『お得感がある』という状態に変わりないといえます。

ちなみに、この116689473万円という現在水準はどの時期に近いかというと2022年4月の約478万円となります。

2024年3月現在でも、人気スポーツモデルは“2022年春頃と比べると安値”という状態が珍しくありませんが、1166892022年春水準程度にまで回復しているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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