ヨットマスター2には、「複雑機構」という、ロレックスとしては珍しい内容が備わっているわけで、定価の序列でもデイトナよりも高値。ということは、SSモデルの中で最も高い定価となっているといえます。
そうであるにも関わらず、116680は、中古相場ではデイトナどころか、緑サブ(116610LV)よりも安価という状態。
また、生産終了が発覚した今でも相場は全く反応せず、定価では序列が下となっているモデルよりも安価な中古相場となっているのです。
ロレックスの中古相場は、定価に沿う状態に戻るという傾向があるため、ヨットマスター2の現在相場は「例外」といえる側面があります。
また、生産終了になったため、「レガッタクロノグラフ」のレアさが以前よりも際立っているようにも感じます。
現時点であまり反応していないヨットマスター2でありますが、良い要素がいくつかあるため、今後の中古相場がどうなっていくか興味深いと思います。
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