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2016年11月20日更新

ロレックスデイトナ116509メテオライト文字盤、ホワイトゴールドブレスレットの隕石ダイヤルは待ち望まれた憧れのモデル

ホワイトゴールドブレスレットモデルが登場したのは良いことでしたが、その実売価格は当時の他のモデルと比べて高いという印象があり、あまり手が出せる対象ではありませんでした。

しかし、高いからといって、誰もが見向きもしないわけではありません。

ですから、多くの人にとって欲しいけれど手が出ないという高嶺の花のような存在になったのです。

そしてそのイメージにより、ロレックスが全体的に安かった2012年ごろでも高い水準をキープし続けます。

そのため、2012年の相場と現在相場を比較して約27万円という値上がりにとどまっているのです。

イエローゴールドのデイトナもそうですが、GMTマスターやサブマリーナなど金無垢ロレックスは2012年と比較した場合どれも50万円以上の値上がりという印象。

ですから、27万円という値上がりは金無垢ロレックスとしてかなり弱いといえるのです。

5桁リファレンスのシードゥエラーもそうですが、安値になりづらいモデルは、逆に高くなるインパクトも弱いという傾向があります。

ちなみに、ロレックスの場合、同一型番ならば文字盤の交換が可能です。

場合によっては、黒文字盤の116509を買って、メテオライト文字盤に変更するほうが安くつくかもしれません。

またその場合、もとの文字盤とメテオライトの両方を楽しめるという良さもあるのが良いですね。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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