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ロレックスサブマリーナーデイト116619LB、初のホワイトゴールドモデルは80万円値上がり中

この116619LB、先の通り

  • 初のホワイトゴールド
  • 初の銀色+青文字盤
  • という配色のため、登場した時から大注目のモデル

    しかもオールゴールドという豪華なモデルなため、もとの値段が高いのです。

    よって、流通価格は他のサブマリーナと比べてずば抜けて高いという印象。

    現在の250万円という価格と比べて2010年の170万円という水準は、とても安いようにも思えます。

    しかし、2010年の感覚としては5桁リファレンスの金無垢サブマリーナが100万円以下というのも当たり前だったため、170万円もするこの116619LBは割高だったのです。

    けれども、その際買っていれば80万円という脅威の値上がりを体験。

    80万円というと、エルプリ搭載のパネライを買っても自動巻のオーバーシーズを買ってもお釣りがくる額です。

    ホワイトゴールドブレスレットのスポーツロレックスが最初に出たのは2004年とまだまだ最近のこと。

  • 2004年デイトナ(116529)
  • 2008年サブマリーナ(116619LB
  • 2014年GMTマスター2116719BLRO
  • と一気に出たのではなく、数年ごとにポツポツ出てきたという印象です。

    ちなみに、ヨットマスター2にもホワイトゴールドモデルがありますが、新しいモデルのため上記モデルと比べるとホワイトゴールドモデルが出たというびっくり度は弱めです。

    特に、サブマリーナやGMTマスター2にホワイトゴールドモデルが追加されたのは長い歴史の中でごく最近だということ、そしてホワイトゴールドでしか選択することとのできない配色がより一層希少性を感じさせ、大きなインパクトを与えています。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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