2000年代までに生産されたサントスガルベの男性用サイズは、ざっと3種類存在しますが、そのいずれもが過去相場と比べて目立った値上がりとなっています。
サントスガルベの男性用サイズとしては、
の3つがあり、2020年頃まではLMクォーツが10万円台、LM自動巻が25万円前後、XLが40万円程度といった価格帯に位置していました。
しかし、今やLM自動巻は70万円程度といった水準になっており、ずいぶん高くなっているといえます。
ちなみに、XLは現在77万円がボトム価格(ABランク以上)といったところ。このところ、LMサイズの値動きが目立った結果、現在XLは「LMに追いつかれた様子」であります。
さて、今回お伝えするのはのは、LMサイズのクォーツモデルでありますが、このモデルを最初に紹介した2016年3月時点では約11万円で購入可能といった相場だったのです。
それが、去年の8月時点では約38万円という水準に上昇していたわけですから、2016年⇒2023年で約3倍といった伸びを見せたといえます。
そんなクォーツのW20018D6でありますが、現在水準はどうなっているかというと、その答えは約50万円(ABランク以上のボトム価格)。
この1年という期間でもさらなる値上がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年8月 の安値 |
2024年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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カルティエ
サントスガルベ W20018D6 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥381,480 | ¥501,900 | 120,420 | 131.57% |
サントスガルベは、このところとても人気がある様子となっていますが、そのクォーツモデルが50万円台となるのは、驚きだといえます。
ちなみに、記事準備中にきれいめな個体が約55万円で売られていたのですが、そちらはすでに売り切れ状態。
クォーツは50万円台でもしっかり需要があるといえます。
数年前まで、LXクォーツは10万円台前半、LM自動巻は25万前後、XLは40万円程度といった価格帯だったサントスガルベですが、今やLMクォーツは約50万円、LM自動巻は約70万円、XLは77万円となっているのです。