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現在相場考察

ピーク時と比べると1500万円ほどの値下がり状態、ロイヤルオーク15202OR.OO.1240OR.01

2025年1月17日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15202OR.OO.1240OR.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2025年1月の安値を比較し現在相場を考察。この2年11ヶ月での変動は1499万8200円の値下がりだった。

ロイヤルオーク 15202OR.OO.1240OR.01についての考察(2025年1月)

このところ、ロイヤルオークのエクストラシン系が安価となっている雰囲気があり、15202STについては2021年4月水準よりも安価となっている状態であります。

さて今回は、そんな15202エクストラシンのK18モデルを取り上げたいと思うのですが、ローズゴールドの15202OR.OO.1240OR.01は、現在約1489万円となっている様子です。

この15202OR.OO.1240OR.01のこれまでにおけるピーク水準は、2022年2月の約2989万円。

現在水準は、ピーク水準と比べると実に1500万円ほどの値下がり状態となっているといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2025年1月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15202OR.OO.1240OR.01
中古 2年
11ヶ月
¥29,898,000 ¥14,899,800 -14,998,200 49.84%

2022年2月水準と現在水準とを比べた場合、15202OR.OO.1240OR.01の残価率は約49%という状態であります。

ちなみに、この15202ORのライバルともいえる、ノーチラス5711/1R-001の場合、2022年春水準と現在水準とを比較するとどうなるかというと、次の通りであります。

5711/1R-001の2022年4月水準は3600万円、現在水準は2780万円。値下がり額は820万円、残価率は約77%といった数値。

15202OR.OO.1240OR.01の2022年春水準⇒現在における約49%という残価率は、他のラグスポでも見かける数値であるものの、5711/1R-001と比べると“だいぶ安くなってしまっている”といえます。

現在の約1489万円という水準は、以前であればステンレスの15202STの価格といった印象だったといえるため、なんだかずいぶん「お得感」があるように感じます。

ラグスポは人気がありますが、その大半はステンレスモデル。

K18モデルの数は少ないため、1400万円台で購入可能という今においては、検討する価値ある1本だと思えます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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