2022年から目立って上昇しているIWCのプラダコラボモデルですが、現在でも勢いを感じる様子があるといえます。
このIW370802を前回お伝えしたのは去年の4月でしたが、その時点で約68万円となっていました。
その際、IW370802は『1年7ヶ月で約17万円の上昇』という変動だったのですが、それは過去最大規模の動きだったわけです。
そんなIW370802でありますが、現在水準はどうなっているかというと、約79万円(ABランク以上のボトム価格)。
なんと、この9ヶ月という短期間でIW370802は10万円以上も高値となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年4月 の安値 |
2025年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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IWC
GSTクロノグラフ プラダ IW370802 |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥685,000 | ¥798,000 | 113,000 | 116.50% |
2022年頃までIWCの腕時計は、良くも悪くも値動きしないという印象がありました。
例えばですが、インヂュニアのIW322701は2021年頃まで、「2010年水準と変わらず」といった様子となっていたのですが、その時期において「2010年頃の中古相場と同じ」というモデルは珍しかったといえます。
それが、2022年からIWCの各モデルで値動きするモデルが増えた結果、インヂュニアIW322701は一時80万円以上という水準にまで到達。現在では55万円程度となっているものの、2010年水準と比較すると、明らかに高値といった立ち位置になっています。
ただ、IWCは2022年以降値動きするようになったとはいえ、「数ヶ月という短期間で10万円以上」という動きはあまり見られなかったといえます。
そういった意味で、今回のIW370802の「9ヶ月で約11万円の上昇」という動きは、IWC相場にとって歴史的に重要な出来事といえるでしょう。