2024年3月に過去最高値を更新したヨットマスター2の116681。
その時点で116681は328万円となっており、2022年春水準よりも「高値」という状態に達していました。
ヨットマスター2といえば、2024年4月の新作発表時に「シリーズ廃止」が発覚したわけですが、この116681については生産終了が分かる前に高くなっていたといえます。
ちなみに、生産終了発覚直後にヨットマスター2は相場が変動しなかったものの、数カ月後に全体的に高くなるといった事態が発生。
しかし今では、それらは一転、値下がり状態となり、生産終了発覚前水準よりも安くなるといった様子が見られます。
そして、そういったことはこの116681についても例外ではありません。
116681の現在水準は約303万円となっているのですが、これは「過去最高値更新」となった2024年3月水準に対して約24万円安といった状態なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年3月 の安値 |
2025年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
ヨットマスター2 116681 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥3,280,000 | ¥3,033,800 | -246,200 | 92.49% |
116681は、スポーツ系初の「RGxSSコンビモデル」として2011年に登場したモデル。
2021年頃までの相場は240万円台といったところでしたが、2022年5月に300万円超えとなった経緯があります。
その後は、値下がり傾向となるのですが、2023年5月時点で290万円。その1年での変動は約21万円の下落と、他のスポーツ系と比較すると「値下がりしていないほう」だったといえます。
そして、2023年9月には約313万円にまで上昇。300万円以上に回復すると同時に、2022年5月水準並となったのです。
その後も116681の上昇は続き、2024年3月に過去最高値更新となったわけです。
その際、116681は328万円という状態でした。
2023年9月以降、上昇傾向が続いていたわけですが、それが一転して、現在では値下がり傾向。
ただ、値下がりとはいっても、116681の現在水準は約303万円というように、300万円割れとはなっていない様子。
値下がりとなっているものの、他のヨットマスター2と比較すると、「それほど下がっていない」という印象になるかと思います。