2013年にデイトナ初のプラチナモデルとしてデビューした、116506。
プラチナデイトナということもあって、デビュー数年間は「定価を上回る」ということがなかったものの、徐々に相場が上昇。
その結果、定価を相場が上回るようになったわけですが、過去最高値を記録した2022年春には2000万円台という価格帯に達していました。
それをピークとして116506は値下がり傾向となり、ここ2年ぐらいは1450万円前後という水準に位置していたといえます。
そんな116506ですが、現在水準は約1382万円といった状態。
これは、4ヶ月前に対して約97万円の値下がりといった動きであります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2025年3月 の安値 |
2025年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 116506 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥14,800,000 | ¥13,828,500 | -971,500 | 93.44% |
なお、今年3月時点で116506は、ノーチラスの5711/1A青文字盤に近い相場でしたが、現在ではノーチラスに対して差がある状態となっています。
3月から現在にかけて、116506は値下がりした一方で、5711/1A青文字盤は高くなっている様子。
現在、5711/1A-001は1700万円と、この116506よりも約318万円高値であります。
5711/1A青文字盤は、長らく1500万円前後という水準に位置していますが、1700万円という現在水準は「2022年の下落後としては久々の“高い価格帯”」だといえます。
その一方で、この116506については値下がり傾向。
3月時点で比較対象となっていた116506とノーチラス5711/1A青文字盤ですが、この4ヶ月間で差が開いてしまったといえます。
また、116506の現在水準は、2022年以降の相場として最安値更新といった状態であります。
ちなみに、2022年以降に記事でお伝えした116506水準は以下の通り。
2022年2月をピークとして、116506は下落したといえますが、2022年以降、1300万円台となったのは初めてだといえます。
116506の現在水準は、2021年7月の約1346万円をやや上回るといったところであり、2021年夏並ともいえる状態になってしまっています。