2023年に一斉モデルチェンジしたデイトナですが、これまで、初値からの動きは、SS白が値下がり、SS黒が横ばいとなっていた一方で、K18については「初値よりも高い」といった状態が見られました。
しかしながら、6月になるとWGが下落し、初値よりも安価となってしまったのです。
これまで、K18はいずれも「デビュー時水準に対して値上がり」となっていたわけですから、WGの値下がりは、それを覆す事態だったといえます。
そして今、なんとYGまでもが値下がりしている様子があります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2025年2月 の安値 |
2025年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
デイトナ 126508 白文字盤 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥8,080,000 | ¥7,546,880 | -533,120 | 93.40% |
近頃のK18事情といえば、WG人気が低くなった一方、YGの人気度は高くなったといえます。
例えば、ヨットマスター2では、定価はWGのほうが高いにも関わらず、中古相場ではYGのほうがWGより100万円高となっているほど。
それぐらい、YG人気が高いといった傾向があるといえるわけです。
そのため、6月にWGが最初に下落した際、「WGだから仕方がない」と思えた部分があったといえるのですが、それが今回YGまでもが値下がりしたというのは驚きだといえます。
ちなみに、記事では126508の白文字盤を追っていますが、これまでの動きは以下の通り。
なんとWGに続き、YGまでもが下落した結果、初値よりも安価となってしまっている状態であります。
2023年にデビューしたデイトナは、「K18がデビュー時水準に対して値上がり」となっていたわけで、近頃のK18に対する人気度を象徴するかのような動きとなっていたように感じられましたが、今回の動きによって、それに陰りが見えるのか否かが気になるところだといえます。
ちなみに、筆者個人的には、このデイトナの動きは「K18人気の陰り」とは思っていません。ただこれには特に根拠があるわけではなく、ただの勘。将来これが当たるかどうかは、その時になってみないと分かりません。