今年6月、ノーチラスの多くが「1500万前後」という価格帯で購入可能といった様子が見られました。
その際、3針はもとより、年次カレンダーといったコンプリケーションも、クロノグラフまでもが同じような価格帯で「選択可能な状態」となっていたわけです。
ただその際、5711/1Aの白文字盤、5711/1A-011については中古売り出し数が0となっていたたため、どういった水準なのか不明だったといえます。
白文字盤は、一定期間売り出し数が0になるということが以前にもあったのですが、そういったことが起こった後は、相場が上昇する場合があります。
そして今、そんな5711/1A-011の中古が売られている状態なのですが、どういった水準かというと、その答えは1590万円。
昨年12月時点と比較して、値下がりしているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年12月 の安値 |
2025年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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パテックフィリップ
ノーチラス 5711/1A-011 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥16,500,000 | ¥15,900,000 | -600,000 | 96.36% |
今回の様子は、これまでとは異なり「長らく売り出し数が0⇒値下がり」という状態。
これまでは、白文字盤の個体数が0となった場合は、値上がりすることが珍しくなかったのですが、値下がりした結果、白文字盤も「1500万円前後」という価格帯になってしまったといえます。