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現在相場考察

意外にも値下がりしている様子、ノーチラス5711/1A-011

2025年8月26日更新
パテックフィリップのノーチラス5711/1A-011について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年12月の安値と2025年8月の安値を比較し現在相場を考察。この8ヶ月での変動は60万円の値下がりだった。

ノーチラス 5711/1A-011についての考察(2025年8月)

今年6月、ノーチラスの多くが「1500万前後」という価格帯で購入可能といった様子が見られました。

その際、3針はもとより、年次カレンダーといったコンプリケーションも、クロノグラフまでもが同じような価格帯で「選択可能な状態」となっていたわけです。

ただその際、5711/1Aの白文字盤、5711/1A-011については中古売り出し数が0となっていたたため、どういった水準なのか不明だったといえます。

白文字盤は、一定期間売り出し数が0になるということが以前にもあったのですが、そういったことが起こった後は、相場が上昇する場合があります。

そして今、そんな5711/1A-011の中古が売られている状態なのですが、どういった水準かというと、その答えは1590万円。

昨年12月時点と比較して、値下がりしているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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パテック・フィリップ PATEK PHILIPPE ノーチラス 5711/1A-011 ホワイト文字盤 中古 腕時計 メンズ

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年12月
の安値
2025年8月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
5711/1A-011
中古 0年
8ヶ月
¥16,500,000 ¥15,900,000 -600,000 96.36%

今回の様子は、これまでとは異なり「長らく売り出し数が0⇒値下がり」という状態。

これまでは、白文字盤の個体数が0となった場合は、値上がりすることが珍しくなかったのですが、値下がりした結果、白文字盤も「1500万円前後」という価格帯になってしまったといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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