現行モデルの5711において白文字盤のノーチラスは青文字盤より50万円以上安いという状況です。
それでも270万円以上とかなりの高額なのですが、不人気という印象に写ります。
しかし、3800だと青文字盤より高い傾向。
3800の白文字盤に人気があるのは、単に数が少ないからという理由だけでなく、文字盤デザインも関係すると思います。
5711と3800の白文字盤においてデザイン的に最も差があるのはバーインデックスと針の形状。
3800は細いのに対し、5711はかなり太め。
ノーチラスという時計のキャラクターには細めのインデックスと針のほうが合っていると感じます。
よって、デザイン的に3800の白文字盤は人気があり、3800/1Aの中では高めという傾向なのです。
なお、2011年頃は110万円台という価格だったのですが、今ではそれより100万円以上の値上がり。
5年間ノーチラスを楽しんで100万円も高くなるわけですから、買っておけば良かったというのは間違いありません。
なおノーチラス、何度も値上がりを繰り返しているため、常にチャンスがあるというすごい腕時計です。
2000年代前半までは80万円台で新品が売られていましたが、2005年頃にかけて中古で130万円程度という額まで値上がり。
その後も値上がり続けましたが、リーマンショックをきっかけとしてガバッと値下がりし、上記のように100万円程度という相場になりました。そして、そこからかつての額を上回るほど値上がりをし、今では200万円以上という相場なのです。
3800が現行だった頃は今と違ってノーチラスの人気があまり無かったため、数が少ないというのも要注意。
生産年数は1982年から2005年頃と長期に渡るのですが、もしかしたら5711よりも生産数が少ないなんてこともあるかもしれません。
5711は標準でジャンボサイズかつ裏スケ仕様の魅力的なモデルですが、2ピース構造というノーチラスの特徴を兼ね備えている3800も非常に魅力的な1本だと思います。
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