ロイヤルオークが目立った値動きをするようになったのが2018年ですが、その時期から「いち早く動くロイヤルオーク」となっていたのが、この15400ST.OO.1220ST.02であります。
また、2022年には、デイトナといった人気モデルの筆頭格といえる存在よりも、“先”に動く傾向があり、最も先に値動きする腕時計といった状態にすらなっていたことがあります。
しかしながら、2023年10月頃から15400ST.OO.1220ST.02の値動きは停滞。
前回、この15400ST.OO.1220ST.02を記事で取り上げたのは2024年10月ですが、その時点で「1年程度に渡って大きく変わりない」といった状況でした。
そして、最近になってもこの15400ST.OO.1220ST.02は、特に大きく変わることがなく、約2年に渡って変化しない傾向が続いていたといえます。
そんな15400ST.OO.1220ST.02でありますが、10月終盤の今になって、急激な変化が発生している様子があります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年10月 の安値 |
2025年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥4,777,500 | ¥5,128,000 | 350,500 | 107.34% |
現在、15400ST.OO.1220ST.02のボトム価格(ABランク以上)は約512万円となっているのですが、これは2024年10月水準に対して約35万円の上昇といった変化。
ついに、2年近くに渡って続いた「変化無し」という状況を打破したといえます。
また、現在水準は500万円以上といった価格帯になっているわけですが、これもまた数年ぶりであります。
15400ST.OO.1220ST.02は、2022年2月に700万円台という過去最高値に達したわけですが、その後下落。2022年7月には500万円割れという状態になっていました。
ただ、2022年10月に回復トレンドが発生し、その際500万円以上に返り咲き。
しかし、その後は500万円割れとなっていたため、15400ST.OO.1220ST.02が「500万円以上」という水準となるのは約3年ぶりであるのです。
ですから、15400ST.OO.1220ST.02は、2年ぶりに「相場が変化」、3年ぶりに「500万円以上になった」といえるわけで、久々に相場が活性化しているといえる状態であります。