今年1月から長らくの間、現行のK18モデルとしては異例の「500万円割れ」という相場となっていたサブマリーナーの126619LB。
現行K18モデルの相場は、おおよそ600万円以上といった感覚があるなか、126619LBは490万円台といった水準が続いていたわけで、現行K18スポーツモデルとしては唯一の500万円未満という存在でした。
そんな126619LBですが、近頃久々に値動きが見られる様子。
このところといえば、「従来から人気のSSモデルが上昇」という事例が多くなっていますが、WGモデルである126619LBも反応しているのです。
では、126619LBの現在水準はどうかというと、その答えは約550万円。
126619LBは、約10ヶ月ぶりに「500万円以上」となったわけですが、それと同時に、現行K18モデルらしい価格帯に戻ったといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2025年1月 の安値 |
2025年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナー 126619LB |
中古 | 0年 10ヶ月 |
¥4,972,000 | ¥5,506,000 | 534,000 | 110.74% |
近頃といえば、GMTマスター2の現行WGモデルである126719BLROも約547万円に上昇。サブマリーナーといい、GMTマスター2といい、これら現行WGモデルはいずれも550万円程度といった価格帯になっているのです。
ただ、これまでの相場では、サブマリーナーとGMTマスター2、WGモデルの場合はGMTマスター2のほうが高値といった傾向があります。
というのも、126719BLROには「青赤ベゼル」という人気要素が備わっているからで、青文字盤という特別さが「SSモデル(126710BLRO)」とは違う点を演出。
ですから、サブマリーナーの126619LBが500万円を割っていた際も、GMTマスター2の126719BLROについては500万円以上となっていた経緯があります。
それが今、サブマリーナーとGMTマスター2とが同水準となっているわけですから、筆者の印象としては、かなり126619LBが伸びたという感覚になります。