2023年春に一斉モデルチェンジしたデイトナですが、これまでの「デビュー時の“初値超え”」となるのはK18モデルのみだったといえます。
K18モデルが初値超えとなる一方で、デイトナの人気モデルの筆頭ともいえるステンレスについては、これまで黒文字盤が“横ばい”、白文字盤は“初値を大きく下回る”といった状態が見られました。
しかしながら、8月頃から126500LNは黒、白文字盤ともに上昇している様子を見せます。
8月時点で白文字盤は、「デビュー以来2番目に高値」となっていたわけですが、その後も上昇は続き、10月時点でも8月水準を上回る値動きを見せていたのです。
とはいうものの、これまで白文字盤はデビュー時水準を大きく下回っていたため、そのような上昇が続いても、なかなか“初値超え”とはならなかったのです。
その一方で、黒文字盤は「初値に対して横ばい」といった状態が続いていたためか、今月初旬時点で「初値を上回る」という様子を見せていました。
そして、11月中旬の今、白文字盤もようやく“初値超え”という状態になっている様子があるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2025年10月 の安値 |
2025年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
デイトナ 126500LN 白文字盤 |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥5,580,000 | ¥5,880,000 | 300,000 | 105.38% |
10月時点で558万円となっていた126500LN白文字盤ですが、現在水準はなんと588万円。
この1ヶ月という短期間で30万円もの上昇となっているのです。
その結果、白文字盤もついに初値を超えたわけで、市場に126500LN(白)が出回るようになって以来、実に2年という時を経て「初値を上回る」ということを達成したわけです。
なお、126500LNが市場に出始めたのは2023年11月ですが、その際は583万円。
それに対して、現在水準は588万円ですから、初値に対して5万円ほどのプラスとなっている状態であります。
最後に、デビューからこれまでの126500LN白文字盤の動きを抜粋したものを以下に掲載しておきます。