値上がり傾向とはいえこの時計、シンプルにどれぐらい値上がりしたかを判断するのが難しい時計。
同じ型番であるBB33GGにはこの記事の個体である自動巻モデルの他にクオーツが存在。
特に2針のクオーツの個体数が最も多く、そのモデルの場合、2010年と2016年での比較で約10万円値上がり状態です。
この自動巻モデルの金無垢仕様の場合、数が少なく取引額も時期によって高いことも安いこともあるため、一概に約20万円の値上がりとは言えません。
しかし、先程の2針クオーツモデルの場合、個体数もそこそこあり相場も安定しているため、10万円程度の値上がりというのは信用できる値です。
そのため、この自動巻モデルも10万円程度は値上がり状態だと見て良いでしょう。
そうとはいえ、この記事の69万8000円というという額、他の時計と比較して見ると安いようにも感じます。
というのも、
- ブレスレットまで金無垢
- 自動巻
- 近代的な仕様
という内容で60万円台で買える時計はなかなか他に無いでしょう。
特にこのブルガリブルガリは、文字盤上にBVLGARIの文字が入った最終型。
この仕様は2000年頃からなので、腕時計の世界では比較的新しい部類に入ります。
ちなみに、先程の2針クオーツは80年代の個体が多いと推測できますが、80年代モデルの場合、カルティエでもブルガリでも“古臭い”と見られ、90年代モデルと比べて安い傾向です。
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