この時計の相場から分かることは「ブルガリの金モデル」はやはり高いということ。
つまり、ブルガリはたとえコンビでも金が入っていれば高いというわけです。
本来、ステンレスよりコンビが高いというのは当たり前なことなのですが、新品実勢価格や中古相場において、ステンレスとコンビが同程度というのは珍しいことではありません。
デイトナは20年ぐらい前からコンビよりステンレスのほうが高い、という現象が続いているのは有名。
また、その例だけでなくともカルティエやオメガなど、特に相場が20万以下のモデルについてはコンビとステンレスの相場が同程度という傾向が強いように感じます。
そのため、10万円台前半というこのスポーツクロノもその例かと思いきや、なんと倍以上相場が違うというびっくりな状況。
しかも、その価格差は15万円以上という水準。
GMTマスターのコンビですら、ステンレスモデルとコンビの価格差は10万円程度なのに対し、15万円という価格差はかなりインパクトが大きく感じます。
ちなみにこの時計、CH35SGという型番ですが、
が存在。
30万円前後という相場なのは自動巻+ブレスレットモデルなので相場を見る際は要注意です。
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