ステンレスやコンビに用意される文字盤とは異なり、N950はアプライド仕様。
パシャ38mmは金無垢モデル以上でアプライド仕様となっていたため、このプラチナベゼルの黒文字盤がアプライドとなるのは金無垢モデル並に高級であることを示しています。
プラチナベゼルモデルというとヨットマスターロレジウムというイメージがありますが、99年に出たロレジウムから影響されこのパシャN950が誕生したと言えるでしょう。
ロレジウムといえば、当時においては青サブより高いスポーツロレックスであり、そのイメージは手を出しやすい最高級といった感じです。
そのため、このN950もデビュー当時はかなり注目され、かなり人気が高かったように思います。
そして相場は高めの水準をキープし続けていましたが、今は値下がり傾向。
パシャ38mmは全体的に値下がり傾向ですが、すぐに売れてしまう時計という側面もあります。
つまり、値下がり傾向でも、実際には需要がある時計なのです。
ですから、人気のある腕時計を安く買えるという意味で、パシャ38mmはかなり魅力的な1本。
ましてGMTの場合、パワリザ+独立GMT針という内容でありながら、30万円を切る価格で買えるというのはかなりお買い得といって良いでしょう。
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