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たまたま安い1本、チュードルクロノタイム79260P

79260Pというモデルは、ケースのラグ部分がポリッシュ仕様であることから、リファレンス末尾に「P」が付くのですが、このモデルの中には様々な仕様が存在。この記事の個体のようにタイガーなし、バーインデックスというモノは、現在相場で20万円台後半から30万円台といった水準です。

これと同じような仕様のモノが、現在この価格で売られているものはこれの他に無いため、クロノタイムの相場が値下がりしたわけではなく、たまたま安い1本を発見できたという認識が正しいように思います。

チュードルロレックスと同じく、実用性をかなり考慮して設計されているため、使用頻度高めで使うのにも最適です。

ベゼルは4桁リファレンスのデイトナと共通のデザインであるように、ロレックス的な香りがするのに20万円台で購入可能、それでいて実用性も高いという魅力的な1本だと感じます。

現在ラインナップされているチュードルの腕時計には、ロレックスを感じさせる要素がなくなってしまったため、ところどころにロレックスの香りがするこのクロノタイムは、今後レアなモデルとして需要>供給となる可能性もあるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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