ステンレスが値下がり傾向なのに金無垢仕様は値上がりというのは、ブルガリでもよく見られる傾向。また、値下がり傾向であるステンレスモデルも実はきちんと人気があるという点もゼニスとブルガリには共通しています。
実際、ステンレスのクロノマスターTやブルガリスポーツクロノなどは現在相場だとすぐに売れてしまう傾向が強いと感じます。
ちなみに、このクロノマスターT金無垢モデルには前期モノと後期モノがあるので要注意。
シースルーのケースバックから見えるムーブメントのローターが金無垢仕様なのが後期なのですが、その内容だけでなく定価も高くなったことから、ちょっとした別物扱いという感じで、後期のほうが相場が高いので比べるときは確認したほうが良さそうです。
なお、このピンクゴールドのクロノマスターT前期後期を問わず、ギョーシェ仕様の文字盤とムーンフェイズとピンクゴールドの色合いがとてもよくあっており、世界中で需要がありそうな魅力的な見た目です。
見た目の高級感に現在相場は見合った額だと感じますが、他の時計と相対的に比べるとお買い得ともいえるでしょう。
とくに2009年の価格を見るとそれは明らかであり、この時計が当時69万8000円だったころ、これより安かったスポーツロレックスは、今ではこのクロノマスターTより遥かに高い水準です。
スポーツロレックスも魅力的な時計ですが、それより安い額でこのピンクゴールドのクロノマスターTが買えるということは、忘れがちなため覚えておいたほうが良い情報だと思います。
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