しかし、さすがのエアキングも新品実勢価格より1年後の中古相場のほうが高いという現象にはなっていません。
ただ、現在の60万円台前半という価格ではすぐに売れる傾向があることから、現状もとても人気があると判断できるため、まだまだ油断できないモデルです。
そして、中古相場においては上位機種であるミルガウスより高いという116900。出たばかりかつ人気がある状況でも、かつて100万円以上のプレミア価格となったミルガウスより高いというのはミルガウスが安いというようにも捉えることができます。
ちなみに、エアキング116900のムーブメントやケースはミルガウスと同等であるため、文字盤と針が違うミルガウスという見方もできるモデルです。
エアキングとして耐磁ケースが採用されるというのはかなり意外である一方、ミルガウス専用として開発されたケースとムーブメントが備えられているというのは、ミルガウスの不人気さを象徴しているようにも思えます。
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