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プレヴァンドームに近い、ルミノールベースPAM00002

PAM00002が高めの相場という現象は、最近起きたことではなく、この10年ぐらい続いていることです。

とはいってもリーマンショック後にルミノールベースの相場が全体的に安くなったときには影響を受け、PAM0000230万円という水準まで下落。

しかし、その際PAM0011225万円を切っていたため、現在と同じく相対的に高い存在であったのです。

そして、その相場の水準は1年前から変わらず、相変わらず40万円台後半という相場を維持。

では、なぜPAM00002が評価されているのかというと、プレヴァンドーム時代に最も近い存在だからです。

PAM00002の中にはトリチウム仕様が存在。それは1999年までに製造された個体に見られる内容なのですが、希少さとプレヴァンドームと同じ発光塗料という点から、100万円近い相場です。

そして、後期仕様のPAM00002もプレヴァンドームに近いものという評価から、裏スケという進化要素を備えるPAM00112より高く評価されているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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