この時計、セナモデルという点や特徴あるデザインから、他のS/elとは別扱いの模様で、特に2010年頃までは今より高かった傾向です。
クロノグラフ秒針や文字盤上の赤の配色も程よく、程よい遊び心とまとまりの良い配色は、まさに休日用の1本として良いでしょう。
ちなみに、コンビモデルに見えますが、金色部分は無垢ではなく、メッキであるため要注意。
いくつかの個体を確認したところ、メッキの剥がれは見かけなかったため、ウィークポイントでないところが嬉しい点だと思います。
この時計が生産されていた時期は、90年代前半よりも前にまで遡るのですが、その頃タグホイヤーではリファレンス記述の変更があったため、同じ見た目でも2つのリファレンスがあるモデルです。
90年代前半までに造られたモデルがS25.706という型番で、それ以降がCG1123となっています。
なお、セナモデルだけあって、クロノグラフ機能は様々な機能を備えている模様。クオーツムーブメントだからこそできる多機能モデルであるため面白みは感じますが、使いこなすのは至難の業といったところでしょう。
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