このところゴールデンエリプスが評価されているということをお伝えしていますが、現行モデルの5738R-001もまた、目立った上昇となっています。
前回、この5738R-001を記事で取り上げたのは2024年4月ですが、その際は約449万円という状態でした。
それが現在水準は約543万円といったところ。
この1年3ヶ月で、5738R-001は約93万円の上昇となっているわけですが、この期間でこういった伸びとなっているのは“凄い”といえます。
本記事で参考とした中古腕時計
|
|
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年4月 の安値 |
2025年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
パテックフィリップ
ゴールデンエリプス 5738R-001 |
中古 | 1年 3ヶ月 |
¥4,499,880 | ¥5,438,000 | 938,120 | 120.85% |
5738R-001は2018年に登場したゴールデンエリプスで、革ベルトの標準モデルとしては「最新」といえる存在。
ちなみに、5738系は、これの他にプラチナの5738P-001がありますが、そちらは2008年に出たモデル。
標準といえる内容のモデルは、RGとPtの2つというシンプルな構成となっているゴールデンエリプスですが、去年RGにブレスレットモデルが追加されています。
このところ、目立った伸びとなっているのは2005年にデビューした3738である一方、この5738R-001は2018年登場ということもあり、以前から3738と比べると「高値」に位置するという印象がありました。
それが、2024年⇒現在で90万円といった規模の伸びをしたため、5738R-001は3738に負けないぐらいの上昇となっているといえます。
なお、5738R-001の約543万円という現在水準は、2023年8月の定価である553万3000円に迫るといった状態。
2年前とはいえ、最近の定価に中古相場が迫る状況となっていることもまた“凄い”と感じます。
ちなみに、現在の定価は617万円となっている様子。
現在相場は、2023年の定価に迫るといった状況でありますが、現在の定価に対しては、まだ離れているといえます。
なお、これまで記事でお伝えしてきた5738R-001相場は以下の通り。
なお、2022年春水準は2023年と同程度だったため、5738R-001は2024年から過去最高値更新という状態であります。