腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
2017年10月1日更新

メテオライト文字盤革ベルト仕様の事情、ロレックスデイトナ116519

メテオライト文字盤が登場したのは2003年ですが、その時代にはWGブレスレットのデイトナが無かったため、当初は革ベルトの116519しかありませんでした。

その際、初のメテオライト文字盤としてとても注目されたのですが、多くのファンの印象としてはWGブレスレットが欲しいという感想。

そして、翌年からWGブレスレット仕様のデイトナが出たことにより、ファンの願いは叶うこととなったのです。

今でもメテオライト文字盤といえばWGブレスレットの116509という印象が強く、2016年11月と2017年6月の比較では51万円も値上がりしているのです。

それに対して革ベルト版の116519は2016年8月と2017年9月の比較において、13万円程度しか高くなっておらず、人気が低いことが分かります。

とはいえ、116519も1年で10万円以上の値上がりとなっているため、優秀なモデルであることに変わりはありません。

メテオライト文字盤という存在は、116509を見ると300万円以上という水準ですが、革ベルトの116519を見ると、実はまだ200万円を切る額で購入可能なのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -