16523の値上がり額はシャンパン文字盤の比較で約16万円という水準ですが、16520は同じ1月から11月の期間で50万円近くも値上がりしています。
そのため、16523は依然として16520よりも値上がりが弱い傾向にあるのです。
とはいえ、今回の出来事で重要なのは、「値上がり額」ではなく16523がやっと値動きしたという点。
16520が急激に値上がりする中、相場がほぼ変動しない状態だった16523がここにきて値上がり状態となったのはとても興味深い点だと思います。
16523は最近値動きしないことから、「値動きしないモデル」という印象にもなってしまいますが、2011年と2016年では2016年のほうが40万円以上も高くなっているのです。
ですから、16523も実は立派に値動きしたという実績のあるモデル。
よって、今回の値動きは16523にとって、注目すべき点だといえるのです。
16523は本来16520よりも高いモデルですが、2000年前後より実勢価格は16520のほうが上という現象が20年近く続いています。
とはいえ、現在ほど両者の価格差が開いたことはなく、その価格差は、例えば2011年頃だと25万円程度です。
現在の各モデルの相場は、
であり、両者は約90万円も相場が離れた状況なのです。
よって、これまで約100万円という水準だった16523が10万円程度の値上がりとなったのは当然といえば当然の値上がりだといえるでしょう。
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