革ベルト、白文字盤、ステンレスというこのモデルはサントス100を象徴するオーソドックスなモデルという印象。
このモデルは人気がある様子で、2013年より2016年のほうが高く、2016年より2017年のほうが高い状況です。
ちなみに、自社ムーブメントを搭載したカリブルドゥカルティエはサントス100より高かったことがありますが、今ではサントス100のほうがカリブルより高い相場。
デザイン的にも、モデルのストーリーとしても、カルティエらしさを感じるサントス100。
このような「カルティエらしさ」という価値は、自社ムーブメントという要素を超越するモノがあるのかもしれません。
サントスというモデルは、カルティエらしさを感じるだけでなく、ひと目見てサントスだと分かる独特の個性を備えています。
このような個性はノーチラスに近いとも感じ、時代によっては不人気要素となってしまう反面、爆発的な人気が出る可能性もあるといえるでしょう。
ただ、もしもサントスにそのような出来事が訪れるのであれば、新しいモデルというきっかけがいるかもしれません。
もしもサントス100にカルティエの自社ムーブメントや、ジャガールクルト製ムーブメントが搭載された新モデルが投入されたならば、何かと話題になりそうだと感じます。
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