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2017年12月26日更新

カラトラバのライバル、ブレゲクラシックエナメル文字盤

5140BAにはエナメル文字盤と通常の文字盤が存在しますが、エナメル文字盤のほうが高い傾向です。

また、イエローゴールドとホワイトゴールドがありますが、なぜかイエローゴールドのほうが高い印象です。

約120万円という額は、同時代の自動巻カラトラバの一部と似た水準であるため、自然な価格だと感じます。

しかし、

  • エナメル文字盤
  • 自動巻
  • という同時代のカラトラバ5115Jはかつてブレゲと同価格だったのに、現在は150万円以上とブレゲより高い水準です。

    ですから、

  • 過去10年ほど相場が安定傾向
  • 同時代のエナメル文字盤+自動巻カラトラバより安い
  • というこのブレゲには、なかなかお得感を感じる要素もあるのです。

    見た目の美しさ、着けている人の少なさ、希少性などを考慮すると、このブレゲは今とても魅力的に感じます。

    なおこのブレゲのスモールセコンドは5時と6時の間という珍しい位置にありますがこれは、搭載するムーブメントがもたらす特徴です。

    薄型の502SDというムーブメントは、フレデリックピゲ71がベースでこのムーブメントのモデルは共通してスモールセコンドがこの位置にあります。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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