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2017年12月31日更新

ローズゴールドの良さ、ロレックスデイトナ116505

金無垢のデイトナは現在確認できる範囲では、

  • 116528(YG)が258万円以上
  • 116509(WG)が238万円以上
  • 116505(RG)が318万円以上
  • となっており、ローズゴールドの116505が最も高い水準です。

    ローズゴールドが最も高いというのは、以前から変わりないのですがホワイトゴールドの安値が目立つのは気になるところ。

    ちなみに116528は生産終了となっていますが、この116505とWGの116509は今でも現行モデルです。

    116505はデビュー当初より相対的に他の金無垢モデルより高かったにもかかわらず、2014年と比べて40万円以上高くなっているのは立派だといえるでしょう。

    2013年にはプラチナモデルが追加されたため、最も高いデイトナはプラチナとなり、ローズゴールドの立ち位置はややぼやけました。

    とはいえ、エバーローズゴールドという素材とそれに伴った各要素が「コレが良い」と思われる特徴を引き立てており、需要が継続して高いのだと感じます。

    ホワイトゴールドモデルは、プラチナが登場したことにより絶対的な個性要素を失った結果安値になったのだと思われます。ホワイトゴールドにしか存在しないメテオライト文字盤のように、WGでしか選べない存在だけは高くなっている、ということがそれを示しているといえるでしょう。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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