腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
2018年1月14日更新

P番という存在はどうなったか、ロレックスデイトナ16520

1年弱で約100万円の値上がりというのは、とても驚く状況だと感じます。

しかし、このP番には意外な事情が存在します。

それは、この記事の個体が他のモノに比べて格段に安いという点。

他のP番が400万円前後(399万6000円から437万4000円)という水準に位置しているのに対し、この記事の個体だけ297万4320円という価格なのです。

2016年10月と比べると100万円以上値上がりしているものの、他のP番と比べて随分と安いことが分かります。

よって、他のモノを基準値とした場合、P番の値上がりはさらにすごい額になります。

どの個体を基準とするかの判断は個々人によって異なるでしょうが、P番の16520が2016年10月から大幅に値上がりしたのは間違いないといえるでしょう。

筆者としては、16520が高くなる直前の2016年10月に16520P番の記事を出すことができて良かったと思っています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -