スピードマスターデイトの銀文字盤は、有名モデルではないものの決して知名度が低いモデルではなく、多くが流通しています。
とはいえ、近年高級腕時計に興味を持った方には馴染みのない時計ともいえるでしょう。
また、これと似たような見た目で違うリファレンスが存在しますが、それに該当する3211.30はこの3513.30の後継モデルです。
3211.30は2006年に出たモデルですから、2000年前後に現行だった3513.30はその頃生産終了になったことになります。
2000年前後に現行モデルだった3513.30は、第一次腕時計ブームという時代において、入門用の1本として購入されたと思われますが、その頃の新品価格と現在の中古が同一という優秀さを秘めています。
とはいえ、実は2001年4月においてプロフェッショナルの3570.50は17万6400円(税込)という新品実勢価格。
3570.50は中古が現在30万円近い水準になっていますから、実は2000年代前半の選択としては「少し高い」と思っても、プロフェッショナルを買ったほうが正解ということになるのです。
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