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110万円台になった、GMTマスター2 116710BLNR

116710BLNRは2016年春頃まで中古が90万円台前半という水準でしたが、2016年8月以降は80万円台となりました。

プレミア価格の人気モデルというこの時計の人気は、この時点で人気に陰りが見えたのかと思いきや、なんと2017年には反発して100万円超えという水準になったのです。

2017年は数多くの腕時計が値上がりしましたから、人気モデルである116710BLNRが高くなるというのは何ら不思議ではありません。

そして2018年の今、この116710BLNRはさらに値上がりし、110万円台という水準まで上昇。

2016年11月の87万4800円と現在を比べると、なんと24万6240円も値上がりとなっています。

つまりこの時計、1年少しの間で20万円以上も値上がりしているのです。

「高いと思っても実は正解だった」という事例はいくつも紹介していますが、現代のプレミア価格の代名詞的存在ともいえるこの有名モデルにすらそれが当てはまるというのは、凄いことだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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