腕時計投資新聞

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2016年3月25日更新

黒文字盤のカラトラバ、5026G

特に5000は時計ファンからの人気が高く、100万円ぐらいだった2011年頃、私も旧アメブロブログでオススメしています。

で、本当は黒文字盤のカラトラバとして5000を取り上げようと思ったのですが、5000は楽天にもヤフオクでも売っていません。

日本国内から消えてしまったのでは?

と思わせてくれます。

よって現状の相場が確認できなかったため、5000に近い5026を取り上げることにしました。

50005026の大きな違いは文字盤デザインですね。

5000がモダンなのに対して5026クラシック

5055と5054の差に近いです。

プチコンプリケーションだとクラシックな5054のほうが人気あるのに対し、カラトラバだとモダンデザインな5000のほうが人気あるのでややこしい。

いま取り上げた時計はすべてキャリバー240という機械が使われています。

マイクロローターを採用する240ムーブメント。

マイクロローターはプチコンみたいなモジュールを載せるのになんとなく便利そうですが、

2針+スモセコのみというシンプルなカラトラバ240を搭載して裏スケにした、というのは一部の人にはツボなのだと思います。

そんな訳で黒文字盤の5026、2011年と比べると約30万円の値上がりです。

カラトラバで30万円の値上がりは高い方。

数が少ないので時計好きとしては1本もっていたい、黒文字盤のカラトラバ

今年のバーゼルでロレックスがファンのツボを押さえた時計をいくつも出してくれました。

すると時計購買意欲が湧いてパテックフィリップも気になってくるのです。

しかしながら、2016年の新作に黒文字盤のカラトラバはありません。

出てくれなかっただけに、黒文字盤、欲しくなってきてしまいます!

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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