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2018年4月10日更新

紺文字盤はやっぱり高く評価、カルティエパシャC W31047M7

ちなみにパシャCには、他にもこの紺文字盤に近い水準となっているモデルが存在します。

ただ、それらは2015年頃まで現行モデルとして販売されていた比較的新しいモデルで、定価が60万円台というモデルです。

紺文字盤のパシャCは2001年頃にデビューして、比較的早い段階で生産終了となりました。

ですから、2015年頃まで存在していたモデルとは年式が異なります。

よって、紺文字盤は評価されていることは確かですが、その評価を説明する明白な理由は存在せず、強いて言うなら「生産期間が短い」ということが挙げられます。

また、その他に説明できるのは「90年代パシャの流れを組む最後の世代」という点。

評価されている強い理由は存在しないものの、紐解いていくと評価ポイントは存在します。

そして、2018年でも紺文字盤は変わらず評価されており、やはり実力があるモデルなのだと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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