ヨーロッパ限定の銀文字盤モデルであるこの3575.30は、昨年まで白文字盤と特に違いがない水準でしたが、近頃は銀文字盤がとても評価されている様子です。
ムーンフェイズは2007年頃に生産終了となった際、中古が以前の新品実勢価格を上回る水準となったものの、リーマンショック後に安くなり2012年頃にはこのヨーロッパ限定モデルでも20万円程度だったということもありました。
それが、2013年以降は高くなり、2017年においてムーンフェイズは30万台半ばという価格帯まで上昇したのです。
そんなムーンフェイズでもヨーロッパ限定の銀文字盤はここ1年で特に変化の兆しがあり、2017年の時点でも売られている個数が減っているという現象を確認することができました。
それは、1年前の記事にも書いたとおりなのですが、約1年という期間を経た今、その希少性が価格に反映された印象だといえます。
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