日本限定モデルってコレの他にも青アクアノートが有名です。
どちらも企画したのはかつての日本代理店、一新時計です。
一新時計が企画した日本限定って、
という、マニアにぐっとこさせる内容。
通常のモデル常識に反しているという意味では、
- 赤サブ
- ブラックアウト(エクスプローラ)
といったロレックスのレアモデルともノリが近いですね。
しかし、そのようなレアモデルでありながら、特に高くならないのが日本限定モデルの特徴です。
特に青アクアノートなんて世界的に「アクアノートに青??」「しかも日本限定??」って感じで高くなりそうですが、通常モデルと価格の差はありません。
で、このステンレスカラトラバに至っては通常モデルよりも安値の傾向。
では、なぜ安値なのか。。
例えば、青アクアノートであれば、
- ラージサイズにしなかった
- ステンレスブレスレットモデルを用意しなかった(一部の5065/1Aのようにステンレスブレスレットの付属品として青ラバーベルトつけるのが良かった)
という点がダメだったと思います。
要するに、一新時計の日本限定パテックって33mmぐらいのフェイスなのです。
日本人には33mmが上品だっていう風潮一時期ありました。
アクアノートも5065より5066がバランスが良いと言われていた時代を思い出します。
しかし、“ラージ”のほうが世界的にも人気がありますし、私個人も良いと思います。(パネライから影響された40mm以上はやり過ぎだと思います)
上品だとか言って“押し”を弱くすると所有満足感が低くなるのです。
だから、一見ツボを押しているように見える日本限定パテックの相場が高くないことも納得。
そんなステンレスカラトラバ、昨年2月から1年で28万円も値上がりしているように見えますが、ロイヤルオークのクオーツと同じく、【マニアック+不人気】なのでどれだけ需要があるか不明。
その結果、同じ時期でも70万円台から90万円台という20万円ほどの価格の乖離が存在します。
ただ、最近某時計店に出ていたステンレスカラトラバは約90万円ですぐに売れていた模様。
よってこの1年で値上がりしたのは間違いないようです。
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