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2015年水準程度まで回復、ワールドタイム5110R

ワールドタイムの5110には、様々な素材のモデルがありますが、YGである5110Jについても2018年に2014年の水準を上回っています。

ちなみに、現在5110の各モデルの中で最も安いのは、WGの5110G5110R約321万円である一方、5110G289万円がボトム価格となっています。

ロレックスにおいてもWGの相場が安いという現象が目立ちますが、それはパテックフィリップワールドタイムにおいても同様となっており、ホワイトゴールドの人気が以前ほど高くない様子が目立ちます。

ワールドタイムは2014年などの水準から値下がりし、2016年だけでなくノーチラスなどの価格上昇が目立っていた2017年においても同様に値下がり傾向でした。しかし、2018年からは値上がりに転じ、2015年の水準まできちんと回復している状況となっています。

パテックフィリップワールドタイムに限らず、2014年や2015年頃と比較して値下がり傾向だったモデルが、回復する様子が目立つようになってきました。

今後、これらモデルの値動きがどのような様子になっていくのか興味深いと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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