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白文字盤は評価されている、スピードマスターブロードアロー3551.20

この世代のブロードアローには、白文字盤と黒文字盤がありますが、ここ数年は黒文字盤のほうが安い様子です。

現在、白文字盤は約34万円という水準である一方、黒文字盤は約30万円。白文字盤はこの半年の間において32万円以上という価格帯に位置していますが、黒文字盤はやっと30万円台になったという様子です。

ちなみに、フレデリックピゲ搭載のブロードアローには、オリンピックモデルがありますが、それは今でも20万円台という水準に位置。最も安く購入できるフレデリックピゲという印象の強いモデルです。

同じフレデリックピゲを搭載し、近ごろ価格帯が近いモデルとしてはカルティエパシャ38mmがありますが、そちらは2010年頃という時代においても中古が30万円台という水準でした。

かつては、価格帯が異なる印象だったのが、最近パシャ38mmは値下がり傾向となっていることから、ブロードアローよりも安くなることがあり、2017年には25万円前後となったため、一時的に最も安いフレデリックピゲという位置となったこともあります。

ただ、2018年にパシャ38mm30万円台となっている様子であるため、現在最も安いのはブロードアローのオリンピックモデルとなっている模様です。

ブロードアローという全体だと、黒文字盤やオリンピックモデルのように、ムーンフェイズより安い価格帯のモデルがありますが、白文字盤ブロードアローに関しては白文字盤ムーンフェイズとほぼ同様の価格帯となっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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