2017年7月の記事で、アクアタイマーはオーシャン2000のマイナス10万円程度が妥当という表現をしましたが、現在の水準は、ちょうどオーシャン2000より10万円程度安い状況となっています。
ちなみに、オーシャン2000の相場は、2017年7月と現在とではあまり変わっていない印象です。
アクアタイマーGSTの2017年7月の水準は、2009年8月と価格差がほぼない状況で、その価格差はマイナス2700円という状況だったのです。
2009年といえばロレックスをはじめとして、多くの時計が安かった時代ですが、その時期からほぼ変わっていなかったといえます。
ただし、このような現象は多くのIWCで見られるため、「値下がり」も「値上がり」もしないという状況はIWCとしては珍しくありません。
そういった点を考慮しても、2017年におけるアクアタイマーGSTは安かったといえるため、今の水準は違和感がないといえます。
ただ、1年4ヶ月の期間で10万円以上という値動きは、IWCとしてはかなり珍しく、このアクアタイマーGSTというモデルは、最近IWCにおいて最も目立った値動きとなったといえるかもしれません。
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