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1年で27万円ほどの値上がり、デイトナ116515LNチョコレート文字盤

この時計は、2015年において約267万円という中古相場だったのですが、2016年8月に207万円まで値下がりしてしまったことがあります。

2016年8月といえば、多くのロレックスが値下がりとなった時期ですが、その頃このチョコレート文字盤は、2015年8月と比較して60万円以上の値下がりとなっていたのです。

そんな116515LNのチョコレート文字盤が回復気味となったのは、2018年1月のことで、その際、約258万円という水準になっています。

そして、2019年1月の今となっては、285万円という水準に達しているため、1年間で27万円ほどの値上がりとなったことなります。

2016年8月に値下がりとなったデイトナは、その後値上がり傾向となっても2015年8月水準にはなかなか回復しませんでした。

それが、2018年5月には270万円台という水準になったことにより、3年近くの時を経て、2015年の水準を上回ったのです。

そして、それから8ヶ月経った今となっては、その水準からさらに10万円以上の値上がりとなり、この116515LNチョコレート文字盤は、優秀な値動きとなっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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