2017年以降、ノーチラスやデイトナなど、人気のあるモデルは、1ヶ月という単位で目立った値動きをするという現象が目立ち、そういった現象は全く珍しくないといえます。
しかし、この116710BLNRのように、10日間という期間で、目立った値動きとなったことはあまりなく、かなり稀だと感じます。
116710BLNRは、2013年にデビューして以降、常に「割高」という印象があったと思います。
同じモデルでも、黒ベゼルである116710LNのほうが数十万円単位で安く、この116710BLNRは、長期間に渡って定価以上の水準でないと手に入れることが困難です。
2016年の夏過ぎにロレックスなど多くの腕時計が安くなった際、この116710BLNRも約87万円という水準にまで下落しましたが、その際ですら、あまりお得感を感じなかったと思います。
ただ、約137万円という水準になった今となっては、約87万円という2016年11月の水準は、かなり安かったと感じます。
また、2017年8月には、この116710BLNRは中古が100万円以上という水準になり、その時までにおける過去最高値水準となりました。
しかし、その際の約101万円という額を基準としても、現在と比べると30万円以上も安く、実はかなりお買い得だったということになります。
この116710BLNRという存在は、いつの時代も「割高」に感じる反面、後になれば「買っても良かった」と気付かされるように感じます。
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