実際、私はウブロ、そんなに詳しくないのですが、2007年ぐらいから「ウブロが欲しい」という声を耳にするようになりました。
現在のウブロの状況を見る限り、かつてのブルガリのポジションを完全に奪い、さらにかつてのブルガリよりも高価格帯にシフトしているように思います。
このビッグバン、2010年の相場が約60万円なのに対し、現在は約90万円。
売買実績を見ると、即処分したい、というような場合でも80万円に近い価格で売れそうです。
はやり、人気がある時計は強い!
それに尽きると思います。
ウブロと聞いて真っ先に思い浮かぶモデルは、このビッグバンのゴールドモデル。
「ラバー+金」という組み合わせは、
ぐらいしか思い浮かびません。
調べてみると、この「ラバー+金」という組み合わせを最初にやったのがウブロとのこと。
1980年代に「ラバー+金」の時計を発表していたので、上記「ラバー+金」で最も古いアクアノート(90年代後半)よりも10年ちょっと先行しています。
しかし、ウブロが流行ったのは現CEOビバー氏がテコ入れしてから。
テコ入れする前のウブロは当然ながら今のような状態ではありません。
なぜ、「ラバー+金」を最初に実行したウブロの昔のモデルはダメだったのか。
「ラバー+金」のデザインにかけている要素があったからだと思います。
それは、“ベゼルに黒を配置する”ということ。
これを一番最初にやったのがブルガリのディアゴノ金(AL38G)です。
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その後、“ベゼルに黒”をロイヤルオークオフショアやこのウブロビッグバンが採用して大成功しています。
ちなみに、ロイヤルオークの場合、オフショアでない革ベルトの金モデルにも“黒ベゼル”を採用。
ということで、「ラバー+金」の時計には“黒ベゼル”の採用が必須なのです!
しかし、ウブロもロイヤルオークも、「ラバー+金」仕様のモデルはすごく高い!
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ロイヤルオークに至ってはこんな価格。
金無垢モデルだとベゼルが黒、ステンレスモデルだとベゼルが黒とは限らないという点が似ています。
よって、ウブロ、ロイヤルオークのカジュアル仕様として、今後も市場で受け入れられていくかもしれません。
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