現在、YGモデルである116688のボトム価格は378万円という水準であるため、この116689より54万円高い状況となっています。
そのため、YGと比較するとWGは安いという印象になりますが、WGは決して優秀でないわけではありません。
116689は2016年11月の段階で270万円という水準だったのが、2017年10月には約303万円にまで上昇。
約1年で30万円以上の値動きとなったのです。
そして、2017年11月から1年4ヶ月経った今、さらに116689は約17万円の値上がりとなっており、この数年間きちんと上昇し続けているのです。
116689は、300万円台のWGモデルということから、多くの人にとって身近な存在ではないといえるかもしれません。
300万円台という価格帯は、簡単に手が出せない一方、現在における「憧れ」の価格帯は500万円以上のデイトナやノーチラスといえるかと思います。
ヨットマスター2は、ロレックスオイスター系としては初のコンプリケーションモデルでありますが、スポーツ系の最高級ともいえるシリーズです。
けれども、今の時代においては、これよりさらに高いモデルが目立っているということもあるため、注目度が高いとはいえないでしょう。
そのような事情があるにもかかわらず、この数年において、きちんと上昇し続けているということは、優秀といえるのではないかと思うのです。
|