1996年に登場したヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズ。
96年に登場したのは3針モデルで、クロノグラフは1998年に登場しています。
第1世代の3針には、ミディアムとラージという2つのメンズサイズが存在するのに対し、クロノグラフは40mmのメンズサイズのみ。
3針の場合、ラージサイズでも38mmであるため、クロノグラフのオーバーシーズは何かと特別なモデルという印象がありました。
それは当時の新品実勢価格の観点からも同様で、2001年当時において、3針ラージ自動巻が50万円台前半だった際、クロノグラフは90万円程度という水準だったのです。
この90万円程度という価格帯は、当時のアクアノートやノーチラスの新品実勢価格と同じ水準で、ステンレスの雲上スポーツとしてはなかなか高いといえる価格帯だったのです。
そんなオーバーシーズクロノグラフには、2種類の文字盤が存在し、バーインデックスの銀文字盤と、アラビア数字の黒文字盤がラインナップされています。
アラビア数字の黒文字盤は3針にも存在しますが、この文字盤のデザインは特徴が強く、2000年代の印象だと「不人気なほう」という印象があったといえます。
しかし、今となってはこういった文字盤のオーバーシーズは逆に珍しく、3針のアラビア数字の黒文字盤は、他の文字盤より相対的に高いという印象があるぐらいの存在感となっているのです。
では、クロノグラフの黒文字盤はどうかというと、こちらは、3針よりもさらに目立って高いといえる状況。
オーバーシーズクロノグラフといえば、現在の銀文字盤がそうであるように、100万円以下という水準で購入可能という印象がありますが、黒文字盤に関しては110万円以上でないと買うことができない状況となっているのです。
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ヴァシュロンコンスタンタンオーバーシーズ49140/423A-8886の価格比較
時計名 | 状態 | 2017年8月の安値(楽天) | 期間 | 2019年5月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ヴァシュロンコンスタンタン オーバーシーズ 49140/423A-8886 |
中古 | ¥951,480 | 1年 9ヶ月 |
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