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7ヶ月で70万円上昇、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.03

銀文字盤が約127万円だった2016年10月頃、青文字盤は168万円という水準でした。

これは、青文字盤が銀文字盤に対して約1.33倍高かったといえるわけです。

実はこの倍率は現在でも共通しており、青文字盤が358万円となった現在でも、銀文字盤より1.33倍程度高いということに違いがないのは興味深い点だといえます。

また、青文字盤といえば、初代ロイヤルオーク5402の伝統を守る“エクストラシン”という存在があります。

現行SSロイヤルオークの中で最も高いのは、このエクストラシンですが、こちらは最近相場を見極めるのが難しい状態ですが、おおよそ400万円前後といえるかと思います。

ですから、エクストラシンは、人気モデルという印象があるにも関わらずあまり目立った値動きとなっていないのです。

それに対して、15400STは2018年以降派手な値動きとなっているため、今や15400青文字盤の水準はエクストラシンと50万円程度の差という状況。

同じ青文字盤でも、かつては大きく離れていた両者ですが、今や15400STは15202エクストラシンに迫る勢いであるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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